古着を売るときの手数料比較(2026年):メルカリ・ラクマ・Yahoo!オークション・Yahoo!フリマ
古着をフリマアプリやオークションで売ると、いくら引かれるのか。2026年10月26日に各社の公式ヘルプで確認した販売手数料、購入者の手数料、売上金の振込手数料を一覧にし、手取りの計算例を付けました。
2026年10月26日に各社の公式ヘルプで確認した販売手数料は、メルカリが販売価格の10%、ラクマが10%〜4.5%(販売実績で毎月変動)、Yahoo!オークションが落札価格の10%、Yahoo!フリマが販売価格の5%です。どこも出品は無料で、手数料は売れたときだけかかります。手取りは、そこから送料と売上金の振込手数料を引いた額です。
手数料の差は数%ですが、安い古着ほど送料と振込手数料の重みが増します。この記事では、各社の条件を公式ページの記載どおりにまとめ、最後に手取りの計算例を載せます。値段そのものの決め方は古着の値段付け方をご覧ください。

早見表:古着を売るときの手数料(2026年10月26日確認)
| 売る場所 | 販売手数料(出品者) | 購入者の手数料 | 売上金の受け取り | メモ |
|---|---|---|---|---|
| メルカリ | 販売価格の10% | クレジットカードやメルペイ残高などは無料。コンビニ・ATM・キャリア決済は100〜880円 | 振込1回200円(お急ぎ振込はさらに200円) | 出品料なし |
| ラクマ | 10%・9%・8%・7%・6%・4.5%の6段階 | クレジットカードやFamiPayは無料。ペイディ100円、コンビニ100〜200円、ATM100円 | 振込1回210円(楽天銀行へ1万円以上なら無料) | 登録料・月額料金なし |
| Yahoo!オークション | 落札価格の10%(中古車など一部は定額) | 落札者に利用料なし。コンビニ支払いは決済手数料330円 | PayPay銀行へは無料、ほかの銀行へは1回100円 | 古着の出品にシステム利用料はかからない |
| Yahoo!フリマ | 販売価格の5% | 支払いはPayPayかクレジットカード | PayPay銀行へは無料、ほかの銀行へは1回100円 | 送料はすべて出品者が負担 |
| 買取店(セカンドストリートなど) | 販売手数料の仕組みはない | なし | 店ごとの方法(店頭・宅配など) | 買取価格は店が決める |
金額はすべて税込です。各社はキャンペーンで条件を変えることがあるので、出品画面の表示も確かめてください。
メルカリの手数料
メルカリの公式ガイドによると、登録も出品も無料で、商品が売れて取引が完了したときに、販売価格の10%が販売手数料として差し引かれます。個人間の取引に消費税はかかりません。
購入者の支払い手数料は、クレジットカード、メルペイ残高、Apple Pay、FamiPayなどでは無料です。コンビニ払い、ATM払い、キャリア決済は有料で、支払額5,000円までは100円、5,001〜10,000円は200円、10,001〜20,000円は300円、20,001〜30,000円は500円、30,001〜40,000円は700円、40,001円以上は880円です。
売上金を銀行口座に振り込むときは、金額にかかわらず1回200円です。お急ぎ振込を選ぶと、さらに200円かかります。
送料は配送方法と、送料を出品者と購入者のどちらが払うかで決まります。メルカリのコラム(2026年2月17日)では、らくらくメルカリ便のネコポスが210円、宅急便コンパクトが450円(専用BOX 70円)、宅急便が750〜2,500円(サイズ別)でした。ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットポストは215円(発送用シール5円)です。コラムは掲載当時の内容なので、発送前にアプリで最新の料金を確かめてください。
ラクマの手数料
ラクマの公式ガイドによると、登録料と月額料金はかからず、かかるのは販売手数料、決済手数料、振込手数料です。販売手数料は売れたときだけかかり、販売実績に応じて6段階で変わります。
| 販売手数料 | 合計販売回数 | 合計販売金額 |
|---|---|---|
| 10% | 条件なし | 条件なし |
| 9% | 4回以上 | 5,000円以上 |
| 8% | 6回以上 | 10,000円以上 |
| 7% | 8回以上 | 30,000円以上 |
| 6% | 10回以上 | 50,000円以上 |
| 4.5% | 10回以上 | 100,000円以上 |
判定の対象は前月26日から当月25日までの実績で、毎月26日に翌月の料率が決まり、翌月1日から月末まで適用されます。数えるのは300円以上の取引で、取引完了とは、受け取り後に購入者と出品者がお互いに評価した段階です。料率が確定するのは購入者が購入手続きを完了した時点なので、月をまたぐ取引は支払いの日の料率になります。
ラクマのガイドには、販売手数料10%で10,000円の商品が売れると、手数料は1,000円、受取金額は9,000円という例が載っています。かんたんラクマパックを使った場合、送料は計測後に確定し、受取金額から引かれます。
購入者の決済手数料は、クレジットカード、FamiPay、ラクマポイントなどは無料です。ペイディは100円、郵便局・銀行ATMは100円、コンビニは商品価格300〜2,999円で100円、3,000〜49,999円で150円、50,000円以上で200円です。売上金の振込は1回210円ですが、振込先を楽天銀行にして1万円以上を申請すると無料になります。
Yahoo!オークションの手数料
Yahoo! JAPANヘルプセンターによると、出品者にかかる落札システム利用料は、落札価格の10%(税込)です。計算は税抜きの料率9.09%で行い、利用料は小数点以下を四捨五入、消費税は切り捨てです。利用料は落札者が決まった時点で発生し、期限内に落札者を削除した場合などはかかりません。
出品システム利用料がかかるのは、中古車・新車などの特定のカテゴリ(3,080円)だけで、古着の出品にはかかりません。「注目のオークション」などの有料オプションもあります。利用料は出品者の負担で、落札者に請求することはガイドラインで禁止されています。
落札者には、Yahoo!オークションの利用料はかかりません。Yahoo!かんたん決済のコンビニ支払いには、決済手数料330円がかかります。売上金はPayPay銀行への振込とPayPayへのチャージが無料で、ほかの銀行への振込は1回100円です。
「プレミアム会員なら8.8%」と書かれた記事が今もありますが、2026年10月26日時点のヘルプでは、一部のカテゴリを除いて10%です。送料を落札者が払う取引もあるので、出品時に送料の負担をはっきり書いておきます。
Yahoo!フリマの手数料
Yahoo! JAPANヘルプセンターによると、Yahoo!フリマの販売手数料は販売価格の5%(税込)です。税抜きの料率4.54%で計算し、手数料は四捨五入、消費税は切り捨てなので、ちょうど5%にならないことがあります。手数料は購入者が支払いを完了した時点で確定し、取引完了前にキャンセルになれば引かれません。
送料は全国一律で、すべて出品者が負担します。おまかせ配送の場合、販売手数料は送料の分にはかからず、販売価格から送料を除いた額の5%です。購入者の支払い方法はPayPayとクレジットカードで、コンビニ支払いと銀行振込は使えません。売上金の振込は、PayPay銀行なら無料、ほかの銀行は1回100円です。
初めて出品する人には特典があります。2026年10月25日以降に初めて出品し、2026年11月24日午前11時59分までに3回売れると、その後90日間、最大50回まで販売手数料が無料です。同日正午以降に3回売れた場合は、30日間・最大20回に変わります。
買取店に売る場合
セカンドストリートのような買取店には、フリマアプリのような販売手数料の仕組みはありません。店が示した買取価格が、受け取る額の基本です。出品、梱包、発送、購入者とのやり取りがいらず、店頭ならその場で手放せます。
その代わり、買取価格は店が再販の利益と経費を見込んで決めるので、フリマで売れる価格より低くなるのが普通です。価値のありそうな古着は、先にタグで年代とフリマの売り切れ相場を確かめてから査定に出すと、提示額が妥当か判断できます。
なお2026年10月26日にセカンドストリートの公式サイトを確認したところ、10月15日に受けた不正アクセスへの対応で宅配買取の新規申し込みを停止中で、店舗での買取は通常どおりと案内されていました。
計算例:古着を売ったときの手取り
例です。 以下は各社の公式ヘルプの料率だけで計算したもので、実際に売れる値段の目安ではありません。
例1:12,000円で売れたジャケット(送料と振込手数料は別)
| 売る場所 | 販売手数料 | 手数料を引いた額 |
|---|---|---|
| メルカリ(10%) | 1,200円 | 10,800円 |
| ラクマ(実績なしの10%) | 1,200円 | 10,800円 |
| ラクマ(最も低い4.5%) | 540円 | 11,460円 |
| Yahoo!オークション(10%) | 1,200円 | 10,800円 |
| Yahoo!フリマ(5%、おまかせ配送以外) | 599円 | 11,401円 |
Yahoo!オークションは、12,000円×9.09%=1,090.8円を四捨五入して1,091円、消費税109.1円を切り捨てて109円、合計1,200円です。Yahoo!フリマは、12,000円×4.54%=544.8円で545円、消費税54.5円を切り捨てて54円、合計599円になります。Yahoo!フリマは送料を出品者が払うので、送料の分も引いて考えてください。
例2:メルカリで3,000円で売れたTシャツ
ネコポス(210円)で送ると、手数料300円と送料210円を引いて2,490円です。この1枚だけを振り込むと、さらに200円引かれて2,290円、売値の約76%になります。何点かまとめて振り込めば、振込手数料は1回分で済みます。
手取りを増やすためのポイント
- 送料を値段に含めて考える。 送料込みで出すなら、送料の分を値段に入れます。小さく薄く畳めるものは、安い配送方法を選べます。
- 売上金はまとめて引き出す。 メルカリは1回200円、ラクマは楽天銀行へ1万円以上なら無料、Yahoo!はPayPay銀行なら無料です。
- たくさん売るならラクマの段階を意識する。 判定期間に10回以上・10万円以上売れば、翌月は4.5%になります。
- 料率より売値を気にする。 手数料の差は数%ですが、売れる値段の差はそれより大きいことがよくあります。年代や型で値段が変わる古着は、まず古着の年代の見分け方で正体を確かめ、値段付けの手順で相場を調べてから出品先を選んでください。
ほかのガイドは古着・ヴィンテージガイドにまとめています。
出典
よくある質問
メルカリの手数料はいくらですか?
2026年10月26日時点の公式ガイドでは、販売価格の10%です。出品は無料で、手数料は売れたときだけ差し引かれます。売上金を銀行口座に振り込むときは、別に1回200円かかります。
ラクマの手数料はいくらですか?
10%、9%、8%、7%、6%、4.5%の6段階です。前月26日から当月25日までの販売回数と販売金額で翌月の料率が決まり、実績が条件に届かなければ10%です。
ヤフオクの手数料は8.8%ではないのですか?
2026年10月26日時点のYahoo! JAPANヘルプセンターでは、落札システム利用料は落札価格の10%(税込)です。中古車など一部のカテゴリは定額です。8.8%と書かれた記事は、古い情報の可能性があります。
いちばん手数料が安いのはどこですか?
基本の料率では、Yahoo!フリマの5%がいちばん低く、ラクマも販売実績しだいで4.5%まで下がります。ただし手取りは、送料、振込手数料、そして実際にいくらで売れるかで決まるので、料率だけで選ばないでください。
買取店に売るときも手数料はかかりますか?
フリマアプリのような販売手数料の仕組みはなく、店が示す買取価格が受け取る額の基本になります。ただし買取価格は店が再販の利益と経費を見込んで決めるので、フリマで売れる価格より低いのが普通です。宅配買取の送料などの条件は、各店で確認してください。